エムサスのこと

更新日2026.04.27

公開日2026.04.27

警備員が入社後に受ける「新任教育」って何するの? エムサスの研修講師に詳しく聞いてみました。

警備の仕事は、未経験からでも始めやすい職種として人気が高まっています。
とはいえ、「どんな研修を受けるの?」「難しいことを覚えないといけない?」「本当に未経験でも大丈夫?」など、入社前に抱える不安は決して少なくありません。

そこで今回は、エムサスの研修センターで新任教育を担当している“プロの研修講師”に徹底取材。
「そもそも新任教育とは何なのか?」「なぜ警備員は研修を受ける必要があるのか?」「エムサスの4日間研修ではどんなことを学ぶのか?」気になるポイントを、現場のリアルな視点で詳しく伺いました。

「どんな人でも安心して現場に立てる力をつけてほしい」そんな思いからつくられた、エムサス独自の実践型研修
その内容を知れば、「未経験でも本当にできるのかな…?」という不安がきっと解消されるはずです。
これから警備を始めたい方、興味はあるけれど一歩踏み出せずにいる方にも必ず役立つ内容です。ぜひ参考にしてください!

    目次

  • 1. 警備員に必要な「研修」を知ろう

    1-1. 「新任教育」と「現任教育」とは?
    1-2. エムサスが研修期間をあえて「4日間」にする理由

  • 2. エムサスの「新任教育4日間」を解説

    2-1. 1日目|オリエンテーション
    2-2. 2日目|座学(基礎編)
    2-3. 3日目|座学(実践編)
    2-4. 4日目|現場研修(見学+実技)

  • 3. エムサスの研修が“続けやすさ”につながる理由

    3-1. 研修スケジュールの柔軟性
    3-2. “質問しやすい文化”があるから、つまずきを放置しない
    3-3. 現場デビュー後も安心の“現任教育”と“巡回フォロー体制”

  • 4.まとめ

    4-1. 警備員を目指す方へ。研修講師・Kさんからのメッセージ
    4-2. まとめ

【研修講師の紹介】
Kさん
エムサスに入社して30年以上。エムサスの新任教育を担当する研修講師。
新人がつまずきやすいポイントを丁寧にほぐしながら、一人ひとりのペースに合わせた指導を大切にしている、エムサスの教育を支えるキーパーソン。

1. 警備員に必要な「研修」を知ろう

警備の仕事には、ほかの職種にはない明確な教育制度があります。
その中心となるのが、現場デビュー前に受ける「新任教育」と、現場に出てから継続して学ぶ「現任教育」です。

これらの研修は、単なる“新人向けの講習”ではありません。
警備員が法律に基づく専門職として、安全を確保し、社会からの信頼を守るために欠かせない基盤です。
そこでまずは、この「新任教育」「現任教育」について理解していきましょう。

1-1. 「新任教育」と「現任教育」とは?

警備員は、誰でも今日からすぐに現場に立てるわけではありません。
道路での交通誘導も、商業施設の見守りも、すべて“人の安全”を守る仕事。
そこにはルールと知識が必要で、未経験者がいきなり現場に入ってしまうと、本人だけでなく通行人や作業員にケガをさせてしまう危険もあります。

そのため警備業法では、警備を始める前に20時間以上の「新任教育(新任研修)」を受けることが義務になっています。
主な内容は次のとおりです。

・警備業法や関係法令の理解
・基本姿勢・礼式などの基礎動作
・交通誘導の基本や施設警備のポイント
・トラブル防止や危険予知の考え方

さらに、現場に出てからも年1回以上、知識や技能をアップデートする「現任教育」が必要です。
つまり警備は、研修を受けて終わりではなく、“学び続けることで安全を守る仕事”と言えます。

1-2.エムサスが研修期間をあえて「4日間」にする理由

エムサスの研修は、一般的な法定基準(20時間・3日間)よりも手厚く、“4日間・26時間” かけて行われます。
その理由はただ1つ。「現場に出た瞬間から、“使える力”を身につけてほしいから」です。
法律で定められている内容はもちろん、エムサスでは独自の工夫をプラスして研修を行っています。

①業界でも珍しい「専用研修センター」を設置
座学だけでなく、誘導動作の練習ができるスペースや、実技を確認できる環境が整っています。

② “机上の知識”だけではなく“現場の実態”を学べる
現場から集めた写真や動画、実際に起こったトラブル事例など、リアルな教材を活用。
「教科書にない判断」をどうするかまで踏み込んで解説します。

③ 質問しやすいから“分からないまま進まない”
少人数制で講師との距離が近く、気軽に質問できる雰囲気づくりを徹底。
「疑問をその場で解決する」ことが徹底されています。

④ 新人がつまずきやすいポイントを最初にカバー
講師は、毎年数百名以上の研修を担当するプロフェッショナル。
「どの場面で新人が困るか」を熟知しています。

実はこの新任教育は、法律で「最低限の教育項目」こそ定められているものの、具体的なカリキュラム内容やどこまで踏み込んで教えるかは、警備会社ごとに大きく異なります。
だからこそ、未経験から安心してスタートしたい方には、しっかりした教育体制を持つ警備会社を選ぶことがとても大切です。

2. エムサスの「新任教育4日間」を解説

エムサスの新任教育は、通常よりも手厚い4日間・26時間のカリキュラムで構成されています。
単に“知識を詰め込む”のではなく、未経験者が現場に出た瞬間から使えるよう、理解・体験・実践を繰り返す設計です。
ここからは、4日間の流れを1日ずつ解説していきます。

2-1. 1日目|オリエンテーション

エムサスの場合、研修初日は、勤務する各支社で行われます。
多くの人が「初めての業界」「初めての制服」という緊張の中で来るため、まずは「安心して学べる環境づくり」に力を入れています。

■1日目の主な内容
・給与・交通費・勤務シフトなど、働き方の説明
・欠格事由の確認など、警備員として働く上で必要な手続き
・制服フィッティング・装備品の確認
・仕事の流れ・現場の種類などを、写真を使ってイメージ共有

とくに、警備の仕事は現場によって雰囲気が大きく違うため、「どんな場所で働くのか」を最初にイメージできるよう、現場写真や動画を交えて説明しています。

<研修講師から一言コメント>
初日にいちばん多いのは、“働き方そのもの”に関する不安なんです。
たとえば、「勤務開始の連絡はどうするのか」「現場までの行き方はこれで合っているのか」「もし遅れそうになったらどう対応するのか」こうした不安をそのままにしてしまうと、現場デビュー後のトラブルにつながりやすい。
だからこそ1日目は、まず“生活面の不安を全部解消する日”だと思ってもらっています。

2-2. 2日目|座学(基礎編)

エムサスの場合、2日目は研修センターに移動し、警備の基本となる法律・ルール・安全知識を学びます。
「法令」と聞くとむずかしく感じるかもしれませんが、エムサスの研修では単なる暗記ではなく、実際の現場で起こり得る状況をベースに“なぜ必要なのか”を理解するスタイルです。

■2日目の主な内容
・警備業法の基礎
・注意できる範囲・できない範囲(法的位置づけ)
・事故を防ぐための基本的な考え方
・基本姿勢・立ち方・礼式の確認
・実際の現場写真・動画を使った危険予知

<研修講師から一言コメント>
法令の話は“むずかしい勉強”と思われがちですが、本当は“自分と相手を守るための道具”なんです。
とくに、「どこまで注意してよくて、どこからがやりすぎなのか」この線引きは新人がつまずきやすいポイント。
だから、実際の現場事例を使いながら、判断の基準を“自分のもの”にしてもらうよう意識しています。

2-3. 3日目|座学(実践編)

3日目も研修センターにて、交通誘導で必要な合図・動作を体で覚えていく日になります。
未経験者が最もつまずきやすいのがこのパートですが、エムサスの研修では「できるまで丁寧に」サポートしていきます。

■3日目の主な内容
・車両誘導の基本となる 5つの合図要領
・歩行者誘導・車両誘導の優先判断
・安全な立ち位置・死角の見方
・現場事例を用いたケーススタディ
・誤った誘導で起こりがちなトラブル

<研修講師から一言コメント>
交通誘導は“センスが必要”と思われがちですが、実は“型さえ覚えれば誰でもできる仕事”なんです。
腕の高さや動作の幅、合図の順番など、最初に戸惑う人は多いですが、反復すれば必ず形になります。
年齢や運動経験よりも、“順番で覚える”“大きく見せる”などのコツを掴めるかどうかがポイントですね。

2-4. 4日目|現場研修(見学+実技)

最終日は、実際の現場へ行き、リアルな環境の中で学んだことを体験します。

■4日目の主な内容
・現場での立ち位置・視界の確保方法
・先輩警備員の動き・声かけを間近で観察
・現場での危険ポイントを確認
・簡単な誘導やバック誘導(状況に応じて体験)

4日目が終わる頃には、「明日からの現場でどう動けばいいか」が具体的にイメージできるようになります。

<研修講師から一言コメント>
4日目でいちばん多い不安は、“明日から一人現場で大丈夫だろうか”というものです。
でも実際は、現場に立つのは一人でも、“本当に一人”になることはありません。
困ったときは支店や巡回スタッフがすぐにフォローできる体制があるので、安心して現場に出てもらって大丈夫ですよ。
この日で“自分にもできそうだ”と実感してもらえるよう、しっかり寄り添っています。

3. エムサスの研修が“続けやすさ”につながる理由

新任教育の4日間で「現場に立つための基礎力」が身につく一方、警備の仕事は覚えることが多く、はじめての現場で戸惑うこともあります。
その中で重要になるのが「研修後のサポート体制」と「学びやすさ・働きやすさ」です。
ここでは、エムサスが未経験者の定着率を高めている「3つの理由」を紹介します。

3-1. 研修スケジュールの柔軟性

警備業界では、新任教育が「3日間連続での受講」を前提としている会社も少なくありません。
しかしエムサスでは、受講者の事情に合わせ、研修の進め方を柔軟に調整できる体制を整えています。

■柔軟な研修体制の例
・週2日ペースで少しずつ受講
・土日研修の実施
・一人でも研修を開催

仕事や家庭の事情により、連続で時間を確保できない人も少なくありません。
そんな中でエムサスが重視しているのは、「受講者が無理なく学べる環境をつくること」です。

<研修講師から一言コメント>
研修日程を一人ひとり調整するのは、正直大変。
でも、生活に負担がある状態で学んでも身になりませんから、無理なく学べるペースを一緒に考えています。

3-2. “質問しやすい文化”があるから、つまずきを放置しない

研修中の理解度は、人によって大きく異なります。
「法律が苦手」「体の動きがぎこちない」「声を出すのが恥ずかしい」など、つまずくポイントもさまざまです。
そのためエムサスでは、“質問しやすい雰囲気づくり”を研修の重要な要素としています。

■質問しやすさにつながる特徴
・講師との距離が近い少人数制
・「間違えてOK」という空気をつくる指導方針
・分からないまま進めない「即解決スタイル」
・受講者の表情や動作を見て“理解度を察知”する丁寧さ

質問が出ないからという理由で先へ進めてしまうと、その後の現場でつまずく原因になります。
しかしエムサスでは、つまずきを見逃さない文化が根づいています。

<研修講師から一言コメント>
“分かったふり”がいちばん危険です。
だから私は、質問が出ない時こそ受講者の様子をよく見ています。納得できるまで何度でも説明します。

3-3. 現場デビュー後も安心の“現任教育”と“巡回フォロー体制”

研修が終わり、いざ現場デビュー。とくに未経験者が不安を抱きやすいのが、ここからのフェーズです。
しかしエムサスでは、研修が終わっても“新人を一人にしない”仕組みが整っています。

■現任教育(フォロー研修)
・年に数回、最新のルールや安全知識をアップデート
・誘導動作・礼式の再確認
・現場で起きた事例を共有し、判断力を磨く
初回の研修だけでは補えなかった部分も、現任教育を通して何度でも強化できます。

■巡回スタッフの定期フォロー
・各現場を巡回し、困りごとをその場で相談できる
・誘導の動きや立ち位置をチェックし、改善点をアドバイス
・トラブルが起きそうなときのバックアップ
特に、一人現場に入る際の“孤独感”や“判断の不安”は、この巡回スタッフの存在が大きく軽減します。

<研修講師から一言コメント>
新人の不安は研修だけでは取りきれないこともあります。
だからこそ、現場に出てからも“出口”がある状態をつくる。困ったら誰かが手を差し伸べられる体制が大事なんです。

4.まとめ

4-1. 警備員を目指す方へ。研修講師・Kさんからのメッセージ

警備の仕事は、ただ“立っていればいい”仕事ではありません。人の安全を守る、大切で責任のある役割です。
だからこそ、最初は不安に感じるのが当たり前なんです。
エムサスの研修では、あえて事故例や危険な場面も見てもらいます。
それは怖がらせたいからではなく、“どうすれば安全に守れるか”を本質から理解してほしいから。

一方で、必要以上に構えなくても大丈夫です。
最初の一歩を安心して踏み出せるように、私たち講師が全力で支えていきます。
警備は、年齢も経験も関係なく活躍できる仕事です。現場では“あなたが必要とされる瞬間”が必ずあります。
新しいことに挑戦する気持ちがあれば、誰でもスタートできます。
ぜひ一緒に、安心して働ける力を身につけましょう。

4-2. まとめ

今回は、新任教育の内容やエムサスの4日間研修について、研修講師・Kさんの言葉を中心に紹介しました。
警備の仕事は難しそうに見えますが、実際には未経験からでも基礎をしっかり身につけられるよう、丁寧な研修とサポート体制が整っています。
特にエムサスでは、現場で本当に役立つ判断力や動きを習得できるよう、実践重視のカリキュラムが組まれています。

初めての仕事には不安がつきものです。
だからこそ、研修で「できた」という実感を重ね、現場でも“困ったら相談できる”環境があることが大きな安心につながります。
「警備に興味はあるけれど不安もある」「未経験でも続けられる仕事を探している」そんな方にとって、エムサスの研修は新しい一歩を踏み出すきっかけになるはずです。

この記事を読んで、少しでも「挑戦してみたい」と思えた方は、ぜひお気軽にエムサスへご相談ください。
あなたに合った働き方が、ここからきっと見つかります。